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新型車両で速達性・快適性がアップ
●新型車両を導入しました
曲線区間や縦断勾配が急な区間が連続することから、登坂性能や加減速性能に優れた車両を導入し、所要時間の短縮を図りました。また、ホームとの段差を無くする等、バリアフリー対策を実施しました。
◆信号・踏切保安設備の整備
新型車両は、踏切への到達時間が短くなることから、
信号機及び踏切保安設備の改良を行い、列車の接近を早めに検知することを可能とします。
●軌道改良を行いました
新型車両の性能を活かすため、軌道及び関連設備の改良を行いました。
◆道床整備
新型車両の加減速によって、レールやまくらぎを介して道床に伝わる荷重は増大します。
この荷重に耐えられるよう、道床の改良を行いました。
◆カント修正
列車がカーブを走るとき、車両は遠心力によってカーブの外側に倒されるような力を受けます。この力を軽減し、列車がカーブをスムーズに通過できるようにするため外側のレールを内側のレールよりも高くしました。
◆PCまくらぎ化
まくらぎは、レールと締結することで列車の荷重を支え、曲線区間においては車両から受ける横方向の力(横圧)にも耐える構造とする必要があります。カーブ区間ではこれまでよりも強い力(横圧)がまくらぎに作用することから、PCまくらぎ(コンクリートのまくらぎ)を設置しました。
◆タイプレート締結
まくらぎとレールの締結部は、車両から受ける横方向の力(横圧)に耐える構造とする必要があります。
カーブ区間ではこれまでよりも強い力(横圧)が締結部に作用することから、
まくらぎとレールをより強固に締結する装置(タイプレート)の設置を行いました。